電子カルテの導入や更新で必ず論点になるのが、クラウド型かオンプレミス型かという選択です。本記事では、コスト・セキュリティ・災害対策・運用負荷という4つの軸で、病院視点から両者を比較します。
コスト構造の違い
オンプレミス型は初期にサーバーなどの設備投資が大きく、数年ごとの更新費用も発生します。クラウド型は月額中心の費用構造で、初期投資を抑えやすい一方、長期の総額は利用条件で変わります。
単純な安さではなく、保守・電気代・更新まで含めた総保有コストで比較することが、後悔しない判断につながります。
セキュリティと運用負荷
どちらの方式でも3省2ガイドラインへの準拠が前提です。オンプレは自院で管理する自由度がある反面、更新やパッチ適用の負担が情シスに集中しがちです。
- クラウド型は事業者側でセキュリティ更新や監視を担いやすい
- オンプレ型は自院の運用体制と人員確保が前提になる
災害対策とデータ保全
地震や停電、水害などの被災時、院内サーバーは物理的な被害を受けるリスクがあります。データを遠隔地にも保管できるクラウド型は、事業継続の観点で有利になりやすい方式です。
自院に合う方式の見極め方
規模・診療科・情シスの体制・ネットワーク環境によって最適解は変わります。将来の制度対応やデータ連携まで見据えると、継続更新しやすいクラウドネイティブ基盤に移行する病院が増えています。
まとめ
クラウドとオンプレは優劣ではなく、自院の条件との適合で選ぶものです。総保有コスト・運用負荷・災害対策を軸に比較し、Sakigake Prime のようなクラウドネイティブな選択肢も含めて検討することをおすすめします。
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